調査によると、理由のトップは不動産価格の高さで64.4%、次が生活コストの高さで46.9%だった。
以下、大気環境のひどさ(39.7%)、仕事がきつすぎる(36.8%)、定住が難しい(36.3%)、交通渋滞(32.3%)などが並んだ。
学歴別にみると、大学院以上の学歴の回答者は定住の難しさを2位に挙げ、3位は生活コストの高さだった。4年生大学・大学専科の人は定住の難しさを4位に挙げ、5位は仕事がきつすぎるだった。中学校以下の人では仕事がきつすぎるが1位だった。
調査によると、4都市を離れる原因としてほかに挙げられたのは、仕事の見通しがはっきりしない(16.1%)、両親の世話(12.9%)、孤独(12.8%)、結婚(9.6%)、子育て(7.4%)など。
1線都市を離れた人々はどこに行くのか。
調査によると、全体としてもっとも人気があるのは4都市以外の省都都市と直轄市で46.7%、次は省都都市以外の地級市で27.1%。このほか、北京・上海・広州・深センが16.2%、県級市が6.6%、郷鎮・農村が2.4%となっている。
地域別にみると、全体の傾向とは異なり、現在居住する1線都市を離れる場合、東部沿海地域出身者は4都市に行くという選択が2位になり、西部地域出身者は県級市に行くという選択が3位になった。
学歴別にみると、全体の傾向とは異なり、中等専業学校以下の人は県級市が3位で、4都市より上だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年4月11日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn