国際社会の広範な賛同を得る中国の理念 (2)

■平和的発展に助力

中国は貧困削減と「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の推進に一層力を入れ、昨年農村の貧困層を1240万人減らした。（環境と成長の両立を目指す）「緑色発展」の理念を堅持し、COP21の成功に歴史的貢献を果たした。非伝統的安全保障分野の協力を強化し、テロリズム、気候変動、難民危機、サイバーセキュリティー、自然災害に世界各国と共に対処した……

中国は人類運命共同体理念の提唱者であるのみならず、その最も力強い実行者だ。2013年、習主席は「一帯一路」（the belt and road）イニシアティブを打ち出した。それから3年余りで、すでに100余りの国と国際組織が積極的に呼応し、支持している。G20杭州サミットは世界経済の成長が活力を取り戻す助けとなる。アジアインフラ投資銀行、BRICS新開発銀行の順調な運営は、世界経済発展の新たなエンジンとなる。

今や、力なき世界経済成長への中国の寄与率は30％を超える。グローバル化に逆行する暗流がわき返る中、中国は経済グローバル化を堅持し、人類共同発展の「定海神針」となっている。

将来の中国は、世界経済と一層深く融合する。今後5年で、中国は8兆ドルの商品を輸入し、6000億ドルの投資を外国から受け入れ、対外投資総額は7500億ドルに達する見通しだ。