2016年は、中国軍にとって大きな前進の1年であり、武器・装備が実り豊かな成果を挙げた1年でもあった。殲-20が公開され、運-20が空軍に就役し、大型水上機AG-600「蛟竜」がラインオフした。「遼寧」に搭載される戦闘機「殲-15」が対空・対海攻撃能力を備えたことは、空母はすでに戦力を形成したことを意味する。各種高性能地上装備が中国航空ショーとロシアの「国際軍事競技2016」に登場し、中国の武器・装備の開発水準と先進的理念を示した。中国青年報が伝えた。
■「殲-20」「威竜」戦闘機の衝撃的な初公開
2016年11月1日、中国の次世代ステルス戦闘機「殲-20」が全世界に初公開された。人々はついに殲-20の全貌を至近距離から目にすることになった。同機のわずか1分間の飛行は、中国が自らのステルス戦闘機を得たことを証明し、中国空軍がステルス時代に入ったことを告げた。殲-20大型戦闘機は新型のレーダー及び飛行コントロールシステムを採用し、最新の空対空ミサイル及び先進の情報システムを装備し、ステルス性能が良く、機動性が高く、近距離戦闘と全方位攻撃能力で明らかな優勢にあり、1機での情報化作戦能力が高いだけでなく、編隊攻撃能力も強大だ。
■AG-600「蛟竜」水上機がオフライン
AG-600大型水陸両用機の全体的技術水準と性能は世界の同類の航空機の先進水準に達しており、独自の知的財産権を持ち、森林火災、水上救援など各種特殊任務に利用できる。改装後には、海洋環境観測、資源探査、島・嶼補給、海洋密輸取締り・安全保障、海洋法執行・権益維持など各種任務も執行できる。AG-600は、中国にとって大型水陸両用機開発の空白を満たす、大型航空機分野の新たな重大な成果だ。
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