■96B式戦車が国際競技で威風を発揮
99式主力戦車と「高低組み合わせる」96式主力戦車は決して注目されるスター戦車ではなかった。だが、96B式主力戦車は外国の同類の戦車と比べ、戦力がみじんも劣らず、中国陸軍近代化装甲力の中流の砥柱だ。96B式戦車がスターとなったのは、2016年のロシアでの戦車軍事競技だ。96B戦車のパフォーマンスに人々は目を見張らせた。塗装がかっこいいだけでなく、その力強い動力と先進の操縦システムに人々は驚いた。同戦車の1000馬力の大効率新型エンジンは、戦車の機動力を大幅に高めただけでなく、高い信頼性を与えた。曲がり道の走行でも、直線の突撃でも、96B戦車は余裕を示し、ロシアのT-72主力戦車を性能で複数回上回った。
■「遼寧」が艦隊攻防作戦能力をすでに形成
2016年12月、「遼寧」は初の遠洋航海を行うと共に、空母艦隊による武器を実際に使用した演習を行った。武器の実際の使用の詳細と訓練の状況を政府が対外的に発表したのは、「遼寧」の就役後初だった。演習で空母艦隊は偵察・警戒システム、空中迎撃、対海突撃、防空・対ミサイルなどの演習を行った。艦載戦闘機「殲-15」がミサイルを搭載して複数回発艦し、演習海空域でミサイルを発射し、攻撃行動を行った。今回の空母艦隊による西太平洋での遠洋演習によって、中国空母艦隊は第一列島線を突破し、台湾東部海域からバシー海峡を経て南中国海に入った。これは間違いなく「遼寧」の科学研究・訓練の新たな段階的成果であり、中国の空母がすでに艦隊攻防作戦能力を形成したことを意味する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年1月5日
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