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人民網日本語版>>経済

中国人大学生の冨の価値観 環境保護や公益に意欲

人民網日本語版 2017年01月03日16:14

中国高校伝媒連盟と■(■は虫偏に馬)蟻金服傘下の支付宝(アリペイ)は1月、中国各地の大学や専門学校4000校余り、1000万人余りの現役大学生の消費データをまとめた。買物、旅行、資産管理、交際、公益などをカバーすると同時に、大学生が関心を持つ学校間、性別、星座による収支の違いも示した。

2016年に1990年代生まれの中国人のモバイル支払率は92%近くに上った。オンライン決済サービス「支付宝」での1人当たり各種支払額は約4万839元で、2015年比97%増加した。1人当たり支払回数では、浙江体育技術学院が925回でトップだった。上位50大学の平均は670回。

淘宝での買物はファッションが20.77%、通話料が11.02%、化粧品が8.04%で、デジタル製品、アウトドアスポーツ、靴・かばん、食品、携帯電話、住居関係と続いた。女子大学生の支払回数は大学生全体の56.61%を占め、男子大学生の43.39%を上回った。だが支払金額では女子学生は49.78%で、男子学生の50.22%を下回った。

南開大学文学部メディア学部の陳鵬学部長は取材に「大学生は固定収入がなく、支出が比較的理性的だ。そのため大学生は製品の価格に敏感な層であり、理性的だ。お金に関わることには自らの考えがある」と指摘した。

吉林大学商学部の金暁トン副学部長は「大学生はまだ独立した収入源がなく、自らの観点で有効に規範化し、理性的な消費観を樹立しなければならない。消費の前にしっかりと計画し、何を買うべきか、何を買わなければいけないか、何を買えるか、何は買っても買わなくてもいいか、社会資源に対しても過大な浪費はできない」と指摘した。

■環境保護と公益への支出意欲の高い大学生

「私はすでにアルシャー地区に木を1本持っています」。朱江さんは甘粛省のある大学の4年生。2016年10月初めに支付宝の「マ(虫偏に馬)蟻森林」公益活動に参加し、12月10日に「植樹証書」を受け取った。彼の木はアルシャー地区に植えられる。


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