社会全体の冨が増加するに伴い、社会的価値の評価も多元化している。中国の若い世代は、環境保護と公益の意識を高めている。2016年8月に始まった「マ蟻森林」活動では、大学生がすでに7万5789本の木を植えた。木1本の排出削減量は1万7900グラムに達する。合肥工業大学が764本で1位、江西科技学院の664本,安徽農業大学583の本、安徽大学の477本、南昌大学の473本、中国科学技術大学の462本と続く。
「簡単な行いで公益になるのだから、喜んでしないわけがない」。オンラインでもオフラインでも、朱さんの考えでは公益はすでに大学生の習慣、生活となっている。2016年の大学生の公益寄付金では、「行走捐」(ユーザーが5000歩くたびに一定の公益基金と交換でき、1万歩で1元になる)プロジェクトでは、国家法官学院が1人当たり延べ6.21回で1位、浙江海洋大学が延べ4.5回で2位となった。
21世紀教育研究院の熊丙奇副院長によると、近年社会の教育水準が高まるにともない、学校も学生の公益参加をより強調するようになり、社会全体の公益意識も高まっている。
大学生に対して、大学内には専門の公益型団体があり、政府や公益機関も加入し、外部環境の影響もあって、社会公益に対する大学生の関心度は高まっている。大学生の公益は主に2つのレベルに表れている。1つは寄付を含む社会的弱者への支援。もう1つは社会の進歩を促す公益活動への参加で、差別反対、権利擁護などが含まれる。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年1月3日
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