北京・上海・広州、ネット配車細則を発表交通運輸部(省)は今年7月28日、複数の当局と共同で、「オンラインタクシー配車の運営サービス管理暫定法」を公布した。その後数ヶ月に及ぶ検討・決定を経て、北京・上海・広州3都市は21日、ネット配車予約管理に関する細則をそれぞれ発表、同日より施行された。新華社が報じた。
北京市は21日、「タクシー業界の健全な発展を推進するための改革深化の実施に関する北京市人民政府弁公庁の意見」、「オンラインタクシー配車の運営サービス管理実施細則」、「北京市個人乗用車ライドシェア(相乗り)に関する指導意見」を発表した。いわゆる「京人京車(運転手と車両は北京籍に限定)」の方針は保留され、オンライン配車業務のプラットフォーム、運転手、および車両に対し、5ヶ月間の過渡期が設けられた。北京市は、首都機能としての役割、「大都市病」の改善、交通渋滞の緩和および政策法規などを考慮に入れ、「京人京車」の条件の改正を見送った。
「上海市オンラインタクシー配車の運営サービス管理に関する若干の規定」も21日に発表され、同日施行された。国家7当局・委員会が共同で発表した「オンラインタクシー配車の運営サービス管理暫定法」をベースとして、上海市は、ネット配車予約プラットフォーム運営企業の条件、車両の条件、運転手の条件など主な内容をめぐり細分化を行い、車両と運転手に求める条件を適宜緩和した。細則は、対象となる車両と運転手について、「ネット予約車両は、上海市で登記された車両で、同市が定める、登記が認められる自動車の排出基準をクリアしている必要がある」、「運転手は上海市の戸籍を持っていなければならない」などの条件を定めている。
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