李総理は会議で、上海協力機構の枠組での各分野の協力の深化、「一帯一路」(the belt and road)建設の推進、国際生産能力協力の推進、貿易・投資の円滑化について新たなイニシアティブと措置を打ち出す。
そして上海協力機構の経済協力分野で、中国のイニシアティブ「一帯一路」は重要な協力枠組となりつつある。
先日発表した「『一帯一路』ビッグデータ報告(2016)」によると、「一帯一路」沿線国のうち、上海協力機構加盟国であるロシアとカザフスタン及び近く加盟するパキスタンは国別協力度で上位にある。ウズベキスタンとキルギスタンもシルクロード経済ベルトに大きな関心を寄せ続けている。
陳氏によると、上海協力機構加盟国は現在シルクロード経済ベルト協力で最も多くの成果を挙げている国だ。「特にインフラ・コネクティビティの面で、中央アジア諸国は差し迫ったニーズを抱えている」。「一帯一路」イニシアティブは提出から3年余りで、すでに早期収穫を得ており、カザフスタン、キルギスタンなどはシルクロード経済ベルト建設への参加を通じて確かな利益を得ている。
「上海協力機構の意思疎通制度は豊富で、元首、首相、閣僚級会議まで各レベルをカバーし、非常に順調だ」。陳氏によると、上海協力機構はすでにシルクロード経済ベルトの建設を推進する重要なプラットフォームとなっており、シルクロード経済ベルトと上海協力機構は互いに支え合って成り立つ関係にある。アナリストによると、今回の上海協力機構首相会議はシルクロード経済ベルトの建設を推進するためにさらに多くの具体的措置を打ち出す。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年11月3日
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