国家衛生・計画出産委員会は19日、「2016年中国流動発展報告」を発表した。報告に列挙された各データの背後には、中国における都市化の急速な発展が一般の人々にもたらした極めて大きな変化が見え隠れしている。中国新聞網が伝えた。
報告の概要は次の通り。
○全国の流動人口規模は?―中国人の6人に1人は「流動」
2015年、中国の流動人口規模は、総人口の18%に相当する2億4700万に達し、国民6人のうち1人は流動人口である計算となる。
○流動人口の「主力軍」は?―新生代の流動人口が過半数
流動人口のうち新生代が占める割合は持続的に上昇しており、流動人口の平均年齢は明らかに上昇傾向にある。2013年の調査によると、外地に出て就労する、あるいは商売を営む流動人口のうち、1980年以降に生まれた新生代が48.8%を占め、うち90後(1990年代生まれ)は11.2%だった。
2015年、流動人口の労働年齢を見ると、新生代が半分以上の51.1%を占め、90後の割合は12.3%となった。
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