米国で行われたストレスと自主性と仕事に関する研究の結果、もしストレスが大きく、特に自主性のない仕事をしている人は、ワークプランを考え直すことをアドバイスしている。なぜなら、このような仕事を継続すると命に関わる重大な問題となるからだという。新華社が伝えた。
インディアナ大学ケリー経営学部の研究者は、ウィスコンシン州が実施した縦断調査で、60歳から69歳までの2363人を調査対象に7年間のデータを集めた。その結果、サービス業や製造業、建築業、底辺レベルのサービス業に従事している場合、仕事に対する要求が高く、自主性が少ないため、その死亡率が比較的高いが、農民などの死亡率は極めて低いことが明らかになった。
研究結果を引用した17日付の英「デイリーメール」紙報によると、要求が低い仕事に従事している調査対象と比べて、要求が高く、自主性の低い仕事に従事している調査対象はその死亡率が15.4%高いという結果が得られており、また仕事の自主性が高い調査対象に関しては、死亡率が34%低かった。
研究者たちは、要求が高く、自主性の低い仕事は身長体重指数を高めるということを発見した。なぜならば、このような仕事についている人は不健康なライフスタイルを送ってるからだ。
しかし、ストレスが大きいことは完全に悪というわけではなく、高度な自主性のある仕事ではストレスが大きいことは有益であり、問題解決の新しい糸口を見つけ出すのを後押ししてくれるということだ。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年10月20日
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