中国人民銀行が今月7日発表したデータによると、9月末に中国の外貨準備高は3兆1663億8200万ドル(1ドルは約102.9円)で、8月から187億8500万ドル下がり、3ヶ月連続の減少となった。新華社が伝えた。
人民元は今月1日に正式に特別引出権(SDR)通貨バスケットに加入した。専門家は将来的に国際投資家が所有する人民元資産が増加するにつれ、資本流入や人民元両替の需要が上がるとみている。また、この現象は中国の明らかな貿易黒字と共に、相当な規模の外貨供給の発生を促進し、外貨準備高と人民元レートの安定維持の一助となる。
また中国の9月末時点でのSDR建て外貨準備高は2兆2700億SDRとなっている。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年10月8日
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