2016年8月31日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

米国の治療費は中国の1千倍! ある中国人の実体験

人民網日本語版 2016年08月30日10:39

張敏さんの微信(Wechat)のアカウントより

浙江省杭州市の張敏さんが最近、微信(Wechat)のアカウントで、米国を自由旅行した際に、子供が脱臼し、急診で治療してもらった時のエピソードを書き込んだ。すると、その投稿のクリック回数と転送回数がわずか2日で200万回を超えた。張さんは、「英語が下手な中国の一般市民が米国に自由旅行に行った時に遭遇した本当のエピソードを書いた。その時、中国では医師と患者の関係が悪いことを思い出し、自分が感じたことを書いた。多くの人に医師に対して、できるだけ理解を示してほしいと思った」と話す。新華社が報じた。

中国なら1分165円で済む治療が米国では4時間17万円以上

小学校の校長を務める張さんは今年の夏休みに、奥さんと共に4歳の息子を連れて9回目となる海外旅行に出かけた。レンタカーを借りて米国で自由旅行をしていた現地時間7月14日の夜、息子が部屋で騒いでいた時に、左手を脱臼してしまった。

張さん夫妻は息子を連れてロサンゼルスの小児病院へ行き、そこで驚きの体験をした。まず、患者はほとんどいないのに、30分待たされてやっと手続きが始まり、一人目の医師の検査が終わると、別の診察室に行って二人目の医師の検査を受け、3人目の医師の問診が始まった時には、病院に着いて既に2時間以上経っていた。そして、息子は「薬を飲んでいるか?」、「アレルギーは?」、「病気になったことがあるか?」、「家族に病気の人はいるか?」などの質問をされ、その後やっと脱臼を治してくれた。医師がA4サイズの40ページにわたるカルテを書き終わり、治療費の支払いかたを窓口のスタッフと何度も交渉し、帰宅できる状態になった時には、4時間以上が経っていた。


【1】【2】

関連記事

コメント

最新コメント