映画館チェーンの万達映画院線股フン有限公司(フンは人偏に分)は29日、上半期の決算を発表した。それによると、同期の営業収入は57億2200万元(1元は約15.3円)に上り、前年同期比64.12%増加した。純利益は8億500万元で同28.05%増加した。「京華時報」が伝えた。
同報告によると、万達院線の上半期興行収入は40億元で、同40.6%増加した。このうち国内での興行収入が33億6千万元、オーストラリアが6億4千万元。国内市場での占有率は13.7%で、安定的な上昇傾向をみせている。6月30日現在の映画館数は320館、スクリーン数は2789スクリーン。傘下のシネマコンプレックスのうち40カ所は全国興行収入上位100位に入り、81カ所は同200位に入った。
注目されるのは、万達院線の上半期の興行収入以外の収入が同32%増加して、増加率が前年を12ポイント上回るとともに、業界の水準を大幅に上回り、北米地域の発達した市場の水準(35%前後)に接近したことだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年8月30日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn