本来なら、このような歴史的前科のある日本は現実を前に、地域の安全と安定の本質的是非に関わる問題において十分な謙虚さと自制を保つべきだ。「存在感」を強く示し、さらにはかつての日本帝国の「砲艦外交」の夢を取り戻そうとするのではなくだ。現在の南中国海における日本の姿勢は、戦後の歴史問題における不徹底、非誠実さと密接な関係があると言える。
日本は、南中国海は世界貿易の大動脈で、日本の「海の生命線」だと口を開けば言う。それならば、なぜ日本は情勢の安定に寄与することをせず、反対に到る所で挑発し、緊張を高めるのか?日本以外にも、様々な動機から南中国海問題について、あれこれと批評する域外勢力がある。事実について一方の話だけを聞いて信じたことによるものもあれば、米国の圧力に迫られたものもあれば、中国の発展に対する誤った解釈によるものもある。その大多数は、信頼を強化して疑念を解消し、南中国海問題の是非曲直を理解すれば、もっと理性的で公正な見解を持つはずだ。一方、日本のように明らかに悪意をもって南中国海に介入する国は、最終的に天につばすることになるだけだろう。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年7月5日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn