世界の家電市場は、今から20年前は日本の一人勝ちだったが。今では日本家電産業の伝統的な優位性は徐々に失われている。新華網が伝えた。
欧米企業に比べ、日本企業はソフトウェア、ハードウェア、コンテンツ、アプリケーションの一体化や融合が不得手で、ソフトとコンテンツを重視しない。そのためスマート化に向かうモデル転換やネットワーク化に向かうモデル転換で全面的に出遅れることになった。
ソフトを手がける企業といえば、まっさきに情報技術(IT)企業を思い浮かべる。米国ではグーグル、マイクロソフト、アップル、フェイスブックなど、中国ではアリババ(阿里巴巴)、百度(バイドゥ)、テンセント(騰訊)、新浪などだ。だが日本ではそうではない。ソフトウェアを研究する呂之華さんは自身の文章「IT産業も製造業、日本IT産業の美しい花はどこにある?」の中で、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のマイケル・クスマノ教授のこんな例えを引用する。
欧州では、ソフトウェアは科学だ。
米国では、ソフトウェアはビジネスだ。
インドでは、ソフトウェアはサービスだ。
日本では、ソフトウェアは製品だ。
非常に面白く、かつ非常に適切な例えだ。
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