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ある英国人夫婦が、いまから30年前、亡くなった親戚から、見た目はあまり冴えない中国の磁器製の花瓶を譲り受けた。夫妻は30年間ずっと、その壺をドアストッパ―代わりに使っていた。磁器に対する造詣がなかった夫妻は関心を向けるどころか、フリーマーケットで売り払ってしまおうとさえ思っていた。しかし最終的に考えを改め、面白半分でオークション業者に鑑定を依頼することにしたところ、鑑定の結果、驚くべき事実が判明した。その花瓶は、清朝乾隆年間に製造された骨董磁器で、その価値は100万英ポンド(1英ポンドは約138円)を下らないことが分かったのだ。参考消息報が伝えた。
台湾地区の東森新聞雲の報道によると、この夫妻は、「非常に価値があることが分かったこの花瓶は、亡くなった叔母から1980年に譲り受けたものだ。叔母は生前、骨董品の売買をしていたので、自宅に多くの磁器を収集していた」と話した。夫妻は骨董品に対する造詣がなかったため、普段はこの花瓶をドアストッパー代わりに使い、子供たちがそのそばでボール遊びをしていたという。その後、夫妻はこの花瓶をフリーマーケットで売り払ってしまおうと考えたが、最終的に考えを変えて、オークション業者に鑑定してもらうことにした。
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