○その名に恥じない「残業都市」深セン
「Eleme」が取りまとめた「中国十大都市24時間注文件数」によると、「残業族」が最も多くいたのは深センだった。深センは、午後7時から翌日午前5時の注文数の割合が最高だった。この状況は、華為、大疆、華大基因など多くの大企業が深センに集中していることによって説明がつく。
だが、一生懸命に働けば、その見返りも多いに違いない。「Eleme」の「中国十大都市・客単価」に関するビッグデータによると、深セン市民の客単価が最も高く、40元(1元は約16.5円)以上の割合が40.39%に達した。
○ビッグデータが示す意外な事実:
あなたより痩せている人が、あなたより沢山食べている!
オンラインデリバリー業界において、非常に敏感なデータがある、それは、「客単価」だ。「客単価」とは、注文一回あたり客一人が支払う金額のことで、「食」に関する消費が多ければ多いほど羽振りが良いことが分かる。
2015年から現時点まで、上海エリアのホワイトカラーの「客単価」は徐々に上昇している。そのピークは今年2月に現れ、客単価は50.84元に達した。2月はちょうど申年春節(旧正月)があった。「若い頃に実家を離れ、歳月を経て戻ってきた。太った私に向かって、家族は『どちら様でしょう?』と尋ねた」という経験をした人も多かったのではないだろうか。