蘇寧雲商集団とアリババグループは北京で1日、戦略発表会を開催し、「万億智造計画」なる提携戦略を合同で発表した。双方は計100億元(1元は約16.6円)を投じて販売ルートの電子化を推し進め、特大ブランドと中小ブランドが互いに呼応するブランドマトリクスを構築する。人民日報が伝えた。
双方は、ユーザー資源・流通資源・ビッグデータ資源を互いに相手方に開放し、3年以内に、現在両社のプラットフォームにある100億元規模のブランドを年商500億元規模に、50億元規模のブランドについては200億元規模に、それぞれ引き上げる計画という。
昨年8月、アリババと蘇寧が戦略的協力合意に達して以来、300以上の携帯・デジタル家電ブランドが、天猫モールや蘇寧易購の公式サイト、蘇寧の実店舗約1600店、農村淘宝サービスセンター1万6千カ所など各種ルートを通じて販売されるようになり、オンライン・オフライン両方の販売ルートが完成した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年6月2日