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上海国際映画祭、公式グッズ発売へ Tシャツやバッグなど

人民網日本語版 2016年06月02日10:04
上海国際映画祭、公式グッズ発売へ Tシャツやバッグなど

6月11日に開幕する今年の上海国際映画祭では、素晴らしい映画を鑑賞するだけでなく、公式グッズも手に入れることができる。中国新聞網が伝えた。

公式グッズは中国の映画産業にとってブルーオーシャン(未開拓市場)だ。中国映画の歴史は長く、市場も活況を呈しているが、公式グッズの潜在力はまだ十分に発掘されておらず、チケットとプロダクト・プレイスメントによる収入が映画収入の9割以上を占めている。一方の米国では、グッズ収入が映画の総収入の7割以上を占め、チケット収入の2倍以上となっている。カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭、釜山国際映画祭などでも、公式グッズの販売体系が整っている。

上海国際映画祭センターの丁莉副センター長は記者会見で、「上海国際映画祭は中国国内唯一の国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の長編映画祭であり、長年の発展を経て、映画の知的財産権(IP)、スター、アーティスト、ブランドなどと多彩なパートナーシップを実現してきた。上海国際映画祭は独自の公式グッズ開発の土壌を徐々に形成しつつある。今年は初めて映画祭公式グッズの販売を行う計画だ」と述べた。

著名な彫刻家・瞿広慈が映画祭のために特別にデザインした傘「不傘」とコップ「一杯子」はそれぞれ、「不散(離れない)」、「一輩子(一生)」と発音が似ており、上海国際映画祭が毎年必ず映画ファンたちと出会うという意味が込められている。上海の文化クリエイティブ文具ブランドである晨光文具も映画祭のために映画チケットを収納できる便利グッズを開発した。また、「バットマン」「シザーハンズ」などで知られるティム・バートン監督がデザインしたボランティアTシャツも販売されるほか、米国ブランドのポールフランクも映画祭のためにバッグをデザインした。(編集SN)

「人民網日本語版」2016年6月1日


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