中国物流調達連合会と国家統計局サービス業調査センターはこのほど、今年4月の製造業購買担当者指数(PMI)が50.1%となり、前月比では0.1ポイント低下とわずかながら低下したものの、景気・不景気のボーダーラインとなる50%は上回ったことを明らかにした。多くの産業が回復傾向を維持し、企業の期待感も上向いている。全体として、当面の経済運営の安定化・好転という基本的側面には変化がないが、経済の下ぶれ圧力は軽視できず、マクロ調整では方向性の絞り込みを強化し、経済の安定化・好転の基礎固めを一層進める必要がある。人民日報が伝えた。
4月の生産指数は52.2%で同0.1%低下し、52%前後の正常な水準を維持した。新規受注指数は過去1年間低迷が続き、50%前後で小幅に揺れ動いてきたが、3月には目立って回復し、51%以上に達した。4月には0.4ポイント低下したものの、51%以上は維持し、前年同期を0.8ポイント上回った。新規輸出受注指数は2014年10月から低迷期に入っていたが、ここ2カ月間に変化が訪れて50%以上を回復し、3月は50.2%、4月は50.1%で、前年同期を2ポイント上回った。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年5月4日