CNN記者、現金持たずで24時間生存体験　北京

財布なし、キャッシュカードなし、有るのはスマートフォンだけで1日過ごせるだろうか？米国CNNのウィル・リプレイ記者が北京で24時間現金なしで生存できるかどうかを体験した。以下は彼の感想だ。北京日報が伝えた。

朝、路上の露店で煎餅（中華風クレープ）を買い、まず2次元コードをスキャンして支払いパスワードを入力するとゲット成功！。カフェでは店主がアシスタントのシェン・ルー氏のスマホの2次元バーコードをスキャンする、OK!コーヒーを飲んでいる時、シェン・ルー氏の携帯電話で家の水道代の支払いを行なうが、数秒で完了。彼女はいつも家賃を含めて携帯電話で各種の支払いを行なう。北京では携帯電話で様々な映画のチケット、飲食店の宅配オーダー、ネットショッピングも可能だ。

私は携帯電話でタクシーを呼び、携帯アプリ会社の共同創業者のグー・ユー氏に会いに行った。昼、我々は三里屯で一緒にランチを取り、割り勘で支払いを済ませた。当然ながら携帯電話の支払いで。私が米国にいる時、常に現金を必要としなかったが、クレジットカードを携帯する必要があった。グー氏は私に、「多くの中国人はクレジットカードではなく、携帯電話のほうを好む。中国人はクレジットカードの段階を越えて、直接モバイルペイメント時代に突入した」と話す。

実験を通して、リプレイ記者は、「中国の携帯電話ビジネスはすでに米国のかなり前を走っている」と話す。(編集JK)

「人民網日本語版」2016年4月18日