「4年前は李子君お姉さんにまだプレゼントを贈呈していたのに、今では一緒にスケートリンクに立てるなんて感激!」。2012年、第12回全国冬季スポーツ大会が吉林省長春市で開かれ、当時11歳の余婷慧さんはスケートリンクのぬいぐるみを拾い集めるフラワーガールとして大会に参加し、選手に陰のサポートを提供していた。余さんは選手らに羨望の眼差しを向け敬意を表しながら、「私も故郷を代表し、憧れの選手と一緒に全国冬季スポーツ大会に出場したい」と心の中で静かに祈っていた。それから4年が経ち15歳になった余さんは、その願い通り、この大会のスケートリンクに選手として華麗な姿を見せていた。新疆生まれの余さんは、故郷の家族親戚の支えの下、新疆の民族音楽『薩爾瓦狂歓夜』の優雅な音色が流れる中、眩い光が照らされた氷上で美しいパフォーマンスを披露した。余さんがリンクを降りると、大勢の記者に囲まれ、「故郷で試合に臨めて嬉しく、感激している。故郷のためにも良い成績を残したい」と笑顔で語った。新華網が伝えた。(編集IM)
「人民網日本語版」2016年1月27日