中国商務部(商務省)が12日に発表した情報によると、第1四半期、中国の実行ベース外資導入額は2242億1千万元(1元は約17円)に達し、前年同期比4.5%増となった。人民日報が伝えた。
データによると、第1四半期の外資導入には以下の特徴が見られた。
・全国の外資導入額は引き続き安定した増加を見せた。第1四半期に全国で新たに設立された外資系企業は前年同期比1.6%増の5956社となった。
・ハイテクサービス業の実行ベース外資導入額の伸び幅が大きかった。特に伸び幅が大きかったのは、デジタルコンテンツと関連サービス、情報技術(IT)サービス。
・主な投資元国からの投資は基本的に安定を維持した。「一帯一路(1ベルト、1ロード)」関連諸国の対中投資は増加傾向を見せた。
・西部地域の外資導入が大幅に増加し、実行ベース外資導入額の伸び幅は全国平均水準を大きく上回った。
・外資の合併買収(M&A)による実行ベース外資導入額の割合は引き続き上昇し、M&A方式で設立された外資系企業は320社に上った。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年4月13日