先祖を祭る中国の伝統的な祭日「清明節」(今年は4月4日)を目前に控え、供え物市場の売上はピークに達している。広東省広州市越秀区の各供え物店の商売は大繁盛しており、各供え物の売り上げは絶好調だ。最も売れ行きが良い供え物はそれぞれミニチュアの豪邸、高級車、流行最先端のデジタル製品、1セット30元(約520円)の紙製iPhone6とiPadで、午前中だけで4、50点を販売している。
「土豪(金遣いが荒く品のない金持ち)」的な供え物を購入する人が多いものの、多くの市民はこれらの供え物は無駄遣だけでなく、環境保護に悪い上に、墓参りを変な方向にもっていったと見ている。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年3月31日