2016年3月28日  
 

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中国からの投資の第2波に期待するチェコ

人民網日本語版 2016年03月28日13:13

旧チェコ工商銀行ビル前。すでに「中国華信」の旗が掛けられている。

チェコ旧工商銀行ビルはプラハ中心部に位置する。1890年に建てられたビルはチェコモダニズム建築の傑作とされている。現在、同ビルには中国の民営企業・華信エネルギー有限公司の欧州本部が入っている。ビル内部は改修され、外部には中国華信の旗がはためいている。2014年後半に、中国とチェコの元首が見守る中、中国華信とチェコは一連の合意を結んだ。人民日報が伝えた。

中国華信の対チェコ投資には以下のものが含まれる。チェコのJ&Tファイナンスグループの株式保有率を増やし、欧州の銀行の株式を支配する初の中国の民営企業となる。Slavia Prague Football Clubを買収し、チェコの歴史ある同サッカーチームを破産の瀬戸際から救う。チェコのPivovary Lobkowicz Brewery Groupに出資し、中国市場に進出する。チェコ最大の航空運輸会社トラベルサービスと戦略協力合意を結び、プラハ空港を中国人観光客・投資家の中・東欧地域への門戸とする。チェコのメディアグループの戦略的協力パートナーとなる。

中国華信の葉簡明理事局長は人民日報の取材に「欧州の企業や財団の厳格な契約精神と職人精神は現代経済にとって貴重な財産だ。『一帯一路(1ベルト、1ロード)』協力の背景の下、中国華信の欧州での投資協力は中国の戦略的発展全体と合致し、中国・欧州協力の大勢に順応する。欧州の今後の発展および中国と欧州の経済・貿易協力の将来を大変有望視している」と述べた。


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