中国南中国海研究院が発起し、インドネシアのCSIS(戦略国際問題研究センター)など東南アジアで影響力を持つシンクタンクが参与する中国―東南アジア南中国海研究センターが25日午前、海南省の博鰲(ボアオ)で設立された。人民日報が伝えた。
中国南中国海研究院の呉士存院長とインドネシアのワナンディCSIS理事会会長が研究センターのプレート除幕式を行った。ワナンディ氏は「研究センターの今後の発展に自信と期待を持っている」とした。呉氏は「研究センターの本部は海南省海口に置かれる予定だ。国内に立脚し、東南アジアに向かい、世界全体に影響力を及ぼす南中国海問題の交流のプラットフォームの建設を目指し、地域諸国の海洋研究協力の新たなモデルとなる」と述べた。
これと同時に、中国南中国海研究院が実施するボアオ・アジアフォーラムの2016年年次総会南中国海分科会がボアオで開幕し、国内外の10カ国・地域の専門家・学者ら約100人が出席した。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年3月26日