中国の極地観測船「雪竜号」による極地観測プロジェクトが、世界から人材を募集する。国家海洋核心人材の黄文涛研究員は28日、中国極地研究センター長の楊恵根氏から招聘状を受け取り、同センター極地中高層大気物理学専門家に就任した。新華社が伝えた。
楊氏によると、同センターは中国唯一の極地研究・後方支援に特化した機関として、2016年度に重要かつ人材が不足した極地研究分野の国家海洋核心人材を、世界から2名募集する。専門分野は物理海洋学、雪・氷の過程および氷床コア科学、極地海洋生態学。高級人材のボトルネックを解消し、極地科学技術のリーダーシップを強化する。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年3月29日