2016-17年秋冬の新作ウィメンズコレクションが発表される「パリファッションウィーク」が8日も盛り上がりを見せ、台湾のファッションブランド「夏姿•陳」(SHIATZY CHEN)が新作を発表した。ファッション界の人々を展覧会場・グラン・パレに招き、「西遊記」の取経を目指すストーリーが披露された。新華社が報じた。
ブランドデザインディレクターの王陳彩霞は8日、メディアの取材に応え、「2016春夏と2016-17秋冬のファッションショーを通して、当ブランドは『西遊記』のストーリーを完結させた。前回は、孫悟空が生まれた山、花果山で起きたストーリーで、今回は取経を目指すストーリー」と説明した。唐僧・三蔵法師、孫悟空、猪八戒、沙悟浄…。これら、おなじみのキャラクターがデザイナーの手により、ファッションショーの「モデル」となって登場。その斬新な発想が多くの人を魅了した。有名なファッションデザイナー・フェレッティも「中国ファン」で、「中国及び東洋からインスピレーションを得ているシリーズも多い」と語り、彼女自身はこれまでに中国式ボタン、チャイナドレスのシルエット、龍の刺繍などを取り入れたことがあり、好評を博した。