河北省石家荘の永昌サッカークラブは今シーズンは新たな発券プログラムを導入し、ファンクラブに割り当てられるチケットを減少させた。このところ、同チームの主要なファンクラブはこの措置によって人員削減と組織改編を行なっている。いくつかの主要なファンクラブでは人員削減審査を同時進行させている。その内容は応援歌の抜き取り調査、跳躍能力、昨年の出席率などだ。新華社の報道を引用し、河北日報が伝えた。
安定的なチケット収入を獲得し、健全なサッカーファン層を育成し、ダフ屋の不正チケットを減少させるために、永昌サッカークラブは「会員制」のチケットポリシーを打ち出した。現在までで、同クラブの今シーズンのチケット1万枚以上のうち7千枚近くを会員が購入しており、余ったチケットは4千枚余りだ。これで昨シーズンは簡単にチケットを手に入れた各ファンクラブはメンバーを削減せざるをえなくなるだろう。
適切なチケットポリシーに移行するため、今シーズン、2千人を超えるメンバーを抱える「冀之魂」、「燕趙紅魔」2つのファンクラブは750人程度に削減される。「忠堅助威団」は観覧席の位置が良いため、定数は300人のみだ。その他のファンクラブもそれぞれ人員を削減しなければならない。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年2月26日