ギニアのアルファ・コンデ大統領は人民日報の取材に対し、「私は中国政府と中国の国民に感謝の意を表する。中国はギニアの発展において実質的な貢献を果たした。中国はこれまで、我々と共にエボラ出血熱対策に取り組んできた。私は、ギニアが中国と鉱業・エネルギー・インフラ・農業などの分野で全面的に協力を進めることを望んでいる」と述べた。人民日報が伝えた。
コンデ大統領は、「アフリカ諸国はあらゆる分野、特にインフラ分野で中国と協力を進めることを、優先的な選択肢とすべき」とした上で、中国との実務協力で得られた進展を高く評価し、「中国が参与したプロジェクトが、ギニア経済のモデルチェンジを後押しした。エネルギー分野を見ると、中国水利電力対外公司が建設を請け負い、ギニア政府と中国進出口銀行(中国輸出入銀行)が融資を行ったカレタ水力発電所は、ギニア最大規模の水力発電所だ。エボラ熱の影響を受けたが、プロジェクトは予定どおりに竣工した。同プロジェクトにより、ギニアのほとんどの人々が持続的に電力を使用できるようになった」と述べた。
コンデ大統領はまた、「中国・アフリカ関係の発展に関する習近平主席の講話は知恵にあふれている。中国とアフリカは、歴史的に同じような経験を経てきた運命共同体だ。我々アフリカ諸国は、中国の発展における課題への取り組みを参考にすべきだ。アフリカと中国の協力の基本原則は互恵・ウィンウィン。中国はアフリカのチャンスだ」と語った。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年11月27日