〇未来
取材した記者は、これらの留学生に対して、記者は、「中国医学を学ぶ理由は?将来の計画は?」という同じ質問を投げかけた。彼女らの答えは、「中国医薬の存在は、自国では知られるようになったばかりだが、中国医薬の未来はどんどん明るくなるに違いない」というものだった。
胡幸笛さんは、「欧州で、中国医薬はだんだんと受け入れられつつある。現地では、病院や診療所を経営する医師の中に、中国医薬、特に鍼灸治療を行う医師をパートナーとして迎える人も一部にいる。このような状況も、私が中国医薬を学ぼうと決心した重要な理由の一つだ」と説明した。
呂純晶さんは、今後の見通しとして、「マレーシアには中国医薬が必要になってくる。マレーシアでは中国医学による診療所は数少ないが、政府は中国医薬を認証し始めている。患者が政府指定の病院に診察に出向き、治療に中国医薬が必要であると判断された場合は、指定の中国医薬診療所に移ることになる」と述べた。
米国出身のアイリーンさんは、「今のところ、米国では中国医薬診療所はそれほど多くない。西洋医薬が大変高価であるため、ここ数年、多くの米国人が中国医薬診療所を選んでいるケースが増えてきている。私は中国医薬の未来を大変有望視している。だからこそ、中国医薬を学ぶ決心をした」と語った。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年10月21日