北京の公衆トイレがこれまでの「急用」を解決するだけの単一的な機能の場というイメージから一変、WiFi、光熱費支払い設備、ATM、携帯電話の充電、電気自動車の充電、さらに血圧や心肺測定、尿検査といった身体検査機能を有する「第五の空間」にグレードアップしようしている。北京市環境衛生集団の情報によると、都市農村公共衛生総合プランに対する意見公募を即日開始、年末までに北京市房山区にモデルルームを公開し、来年より順義、昌平、延慶および崇礼といった地域でまったく新しい「第5の空間」建設を進めるという。北京晨報が報じた。
今回の「公衆トイレ革命」は都市に限るものではなく、同集団は「公衆トイレサービスの均等化」を強調している。農村地域の「第5の空間」はインターネットと緊密に結びつけ、地元住民がネット通販サイトで購入した商品の受け取り場所としても機能するようにするという。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年10月10日