オーストラリアは、中国人に対するワーキングホリデービザ発給を解禁することとし、第一弾(定員1500人)の申請は、受付開始からわずか数分で定員に達した。人民網が報じた。
オーストラリア現地メディアの報道によると、オーストラリアのピーター・ダットン移民相は、「このワーキングホリデービザ(サブクラス462)は、18歳から30歳の普通教育を受けた中国の若者を対象としており、年間最大5千人に発給する」と述べた。
ダットン移民相は、「オーストラリアは、中国の若者にワーキングホリデービザを発給する初めての国家となった。今回の施策によって、し烈な競争状態にある中国観光市場において、オーストラリアが一歩先を行くことになるだろう」と続けた。
中国は、オーストラリアにとって最大の外国人観光客供給源国だ。移民局は、より多くの中国人観光客を誘致する目的で、中国人向けオンラインビザ申請業務を試行、2016年には正式にスタートする。また、来年には中国人観光客向け10年マルチビザの発給、条件を満たす中国人に対するビザのスピード申請・発給、中国語によるオンラインビザ申請など各種サービスが正式に実施される。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年10月9日