8月15-18日、旧日本軍の毒ガス戦や細菌戦などの犯罪行為、旧日本軍が中国に残した化学兵器による被害の実態を紹介する写真・パネル展「毒ガス・細菌兵器の被害者たちの明日を見つめて」が、東京の大田区産業プラザで開催された
初日15日、会場では、中国黒竜江省斉斉哈爾(チチハル)市に旧日本軍が遺棄した化学兵器の被害者2人が、100人近くの来場者に、被害状況を説明した。来場者の一人大村新一郎さん(78)は、「このような写真展がなければ、細菌戦や毒ガス戦について知る機会がない」とし、日本政府が遺棄化学兵器の被害者に対して賠償責任を負おうとしない事実に関して、「化学兵器は、旧日本軍が遺棄したのは紛れもない事実。日本政府が、どこに遺棄したかは分からず、被害が起きることを予期することはできなかったとして、責任を取ろうとしないのは理不尽」と語った。
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