「南国書香祭り・広州ブックフェア2015」で8月15日、73歳になる日本の高齢者、中島幼八氏が長編回想録「この生あるはー中国残留孤児の回想」を携え、中国の読者と顔を合わせた。イベント会場では70年前の今日、日本侵略者は降伏を宣言し、中国への侵略戦争の歴史に終わりを告げたことに話がおよんだ際には何度も涙で声が詰まった。
これより前に、中島氏は日本で受け取った年金で「この生あるは」を自費出版し、広く注目を集めた。この本は一人の日本人残留孤児としての角度から、戦場の外の戦争を記録している。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年8月17日