▽夏休み海外WiFi市場で大規模な戦いが繰り広げられる
7月は夏休み旅行のピーク期で、海外旅行を中心とした夏休み旅行市場はどこも予約で一杯だ。これにともない、海外旅行のWiFiレンタル市場も過熱している。大手旅行会社やネット企業は海外WiFiレンタルサービスを相次いでうち出し、夏休みには海外WiFi市場で大規模な戦いが繰り広げられる見込みだ。
競争の激化により、海外WiFiレンタル価格は1年前に比べて半額以上値下がりしたものが多い。一部の地域ではネット接続料金が一人一日あたり1~3元(1元は約19.9円)という叩き売り価格になっている。
携程網や途牛旅遊網などのオンライン旅行サイトはどこも「海外旅行WiFiレンタルサービス」をうち出す。
韓国や日本などではWiFiレンタル価格が一日20元以下だ。夏の繁忙期に向けて、携程網は「1元WiFiキャンペーン」を大々的に展開し、日本、韓国、タイ、台湾地区などの人気旅行先を含む海外WiFiサービスの利用者は、金曜日は特別価格1元でサービスを利用できる。
淘宝(タオバオ)をはじめとする通信販売サイトでもWiFiを借りることができる。価格はどこも似たり寄ったりで、旅行者は500元の保証金を払う。レンタル料金は行き先によって異なり、人気旅行先は一日あたり10~60元だ。
自由旅行者だけがレンタルWiFiを利用するのではない。中国人観光客の携帯ネット接続の需要に合わせて、国内の旅行会社の一部は海外WiFiレンタルサービスをうち出し、「団体ツアーのWiFiレンタル無料サービス」により力をいれており、これが顧客を呼び込む大きな売り文句になっている。WiFiをキーワードにネットのサイトやアプリケーションを検索すると、1千件を超える無料WiFi商品がヒットする。団体ツアー向け、自由旅行向け、豪華客船旅行向け、一日レンタルなどさまざまな商品がある。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年7月27日
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