携帯電話が徐々に身の回りにある電子製品に取って代わりつつある今、アップル社はこれまでと変わらず、音楽プレイヤー「iPod」(アイポッド)シリーズのバージョンアップを続けている。このたびは「iPod touch」、「iPod Shuffle」、「iPod Nano」の新機種を一斉に発表した。「京華時報」が伝えた。
新「iPod touch」の主な特徴は、8メガピクセルのカメラ「iSight」、A8チップを搭載し、視聴機能だけでなく、利用者の運動の様子もモニタリングできるようになったことだ。A8チップはスマートフォン「iPhone」(アイフォーン)にも搭載されている。
新「iPod」シリーズはアップルのオンラインショップで発売され、16GB、32 GB、64 GB、128 GBの4モデルがあり、価格は順に1498元(約2万9912円)、1898元(約3万7900円)、2298元(約4万5887円)、2988元(約5万9665円)。新「iPad Nano」は1148元(約2万2923円)、新「iPod Shuffle」は368元(約7348円)だ。
業界の専門家は、「スマートフォンが大幅に普及した今、『iPod』シリーズの実用的な価値はそれほど大きくなく、市場での発展の可能性も大きくない。引きつけることのできるのは、アップルのiOSシステムとアプリケーションを本当に使いたい思いつつ、高い金を払って『iPhone』を買うのはいやだというユーザーだけだ」との見方を示す。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年7月17日