米アップル社はこのほどユーザーからの反響に回答し、手首のタトゥーが「アップルウォッチ」に一部機能に影響する可能性があることを認めた。「京華時報」が2日に伝えた。
アップルウォッチが発売されると、ユーザーから手首のタトゥーのせいで、一部機能が正常に使用できないとの声が相次いで寄せられた。ロックが解除されない、心拍数の計測データが狂うなどで、タトゥーをたくさん入れているユーザーほど影響も大きかった。
アップルは数日間は沈黙していたが、このほどついにコメントを出した。アップルはバージョンアップされた心拍計測機能のサポートページに、「皮膚に永久的または一時的な変化(タトゥーなど)がある場合は、心拍センサーの性能に影響を与える可能性があります。タトゥーに使用したインク、デザイン、密度が、センサーが光線を感知するのを邪魔し、計測を不安定にすることがあります」との注意書きを加えた。
アップルはこの問題について、まだよい解決案を見つけておらず、ユーザーがアップルウォッチで正常な心拍計測データを得られない場合は、ブルートゥースで通信する心拍計測の胸バンドを提供するとアドバイスするにとどまっている。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年5月4日