中国IT大手のテンセントは10日、今月中に日本でスマートフォン(スマホ)による決済サービスを開始すると発表した。テンセントが打ち出すのは、チャットアプリ「微信(WeChat)」のモバイル決済サービス「微信支付」。消費者は店内でスマホのアプリを起動し、2次元コードを表示し、店内のタブレットPCで読み取ることで決済を完了できる。新華網が伝えた。
テンセントは同サービスを通じて、訪日中の中国人客の買い物を便利にし、家電などの製品の購入の需要を満たしたい考えだ。テンセントは3年内にこのサービスを日本国内の1万店舗に拡大する計画を立てている。沖縄県の宝石店が先に微信支付を導入し、その後は東京都・新宿の居酒屋でも試験的に導入する見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月14日