6月8日午前、第8回世界雲南同郷聯誼大会が「世界の茶の源」である雲南省普洱(プーアル)市で開幕した。同大会は「団結・友好・協力・発展」を主旨に、「故郷への思いを語り・雲南を愛する――世界の茶の源・プーアルで合う約束をし、発展の夢をともに構築」をテーマに開催され、故郷への思いを語り合い、共に故郷の発展について話し合った。
開幕式には、裘援平・国務院僑務弁公室主任、黄毅・雲南省共産党委員会統戦部部長、喬衛・中国僑連副主席、張登亮・雲南省人民政府党組メンバーらが出席した。
中華海外聯誼会が大会に祝電を贈り、ミャンマー、タイ、シンガポール、フィリピン、ラオス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、UAE、ノルウェー、フランス、ロシア、南アフリカ、イタリアおよび香港、マカオ、台湾など19の国と地域から400名の雲南の同郷とゲストが招かれた。
開幕式において、裘援平主任が国務院僑務弁公室を代表して大会の開幕を祝った。裘主任は挨拶において、「雲南は中国五大僑郷省の一つで、海外に250万人もの雲南籍華僑華人を有しており、華僑の情況は雲南の重要な関心事の一つである。華僑華人は積極的に架け橋としての役割を発揮し、雲南の経済社会の発展、雲南の対外交流活動の協力の上に重要な貢献をしてきた。世界雲南同郷聯誼大会は海外の同郷同士のつながりを強め、協力を深め、共に発展を模索する重要なプラットフォームとなっている。本大会においても、世界の雲南につながる人々が故郷への思いを語り合い、故郷の建設への熱意を一層高め、共に発展を模索し、ウィンウィンを実現すると信じている」と語った。
また黄部長は挨拶において、「雲南を民族の団結と成長のモデル地区、エコ文明建設の先導役として建設し、東南アジア交流における交流軸としての役割を発揮させていかなければならない。そのためには、雲南につながる人々の参加と貢献が欠かせない。海外の同胞が雲南の各分野の建設に参加し、ともに次なる発展の高みへと邁進することを切望する」と語った。
喬副主席は挨拶において、雲南につながる人々がこの大会を機に、チャンスをつかみ、一致団結し、積極的に祖国と故郷の建設に貢献し、中国の夢の雲南章を共に書き記し、中国の夢である中華民族の偉大なる復興の実現の上にさらなる貢献をしようと呼びかけた。
衛星・普洱市党委員会書記は歓迎の挨拶を述べ、タイから来た馬剣波・海外雲南同郷代表が開幕式で挨拶した。
本大会開催期間中には、青年文化サロンや投資誘致活動および観光商品説明会、「和諧僑社」フォーラムなどが催され、民族文化パフォーマンスやプーアル茶講演会など雲南とプーアルの特色あるイベントが行われる。 (編集IM)
「人民網日本語版」2015年6月15日