男性にとって愛する人へのプロポーズは一生で一番重要な事だと言えるかもしれない。日本メディアの報道によると、日本人男性の花島工真さんは野球場の始球式で、ガンを患う彼女にプロポーズし、会場の人たちが2人のロマンチックな愛を祝福した。花島さんはその日、恋人を野球観戦に誘ったが、恋人はただ本当に野球を見るだけだと思っていたという。電光掲示板の上に花島さんの姿と「始球式プロポーズ」という字幕が現れたのを見た彼女は、驚きを隠すことができなかった。国際在線が伝えた。
舘石彩さんは1年前に骨肉腫を患った。手術や抗がん剤治療で一時は回復したものの、1カ月前に再発してしまった。彼女は何度も彼に「もう一緒にいないほうがいい」、「もう別れよう」と告げたが、彼はずっと彼女と一緒にいると強い決意で告げた。
花島さんと恋人の舘石さんはいずれも千葉ロッテマリーンズの大ファンで、2人は交際して7年になる。今回、花島さんは球団主催の「始球式プロポーズ」イベントに参加を申し込み、2人がよく行く球場で彼女にプロポーズした。
プロポーズの会場で花島さんは「いつも僕には支えてくれてありがとうって言ってくれるけど、正直僕は自分の方が支えられていると思っています。これからもずっと一緒にいてください。結婚してください」とプロポーズした。舘石さんは涙ぐみながらプロポーズに応じた。観客2万5千人が見守る中で花島さんのプロポーズは成功し、彼女の手に婚約指輪をはめてあげた。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年6月17日