ミャンマー側の砲弾で国境地帯の中国側住民が負傷した事件について、外交部(外務省)の洪磊報道官は20日の定例記者会見で「中国側はすでにミャンマー側に厳正な申し入れを行い、事件について真剣かつ全面的で責任ある調査を行うよう求めた。ミャンマー側は中国側に正式な回答をすると表明した」と述べた。
――ミャンマー軍上層部が、14日に発生したミャンマー側の砲弾で国境地帯の中国側住民が負傷した事件について、ミャンマー政府軍によるものでは決してなく、コーカン武装組織が両国関係の破壊を意図したものだと述べたとの報道について、コメントは。
中国側はこのほどミャンマー側の砲弾で国境地帯の中国側住民が負傷したことについて、すでにミャンマー側に厳正な申し入れを行い、事件について真剣かつ全面的で責任ある調査を行うとともに、中国側に対して責任ある説明を行い、的確で実効性ある措置を講じてこうした事件の再発を根絶し、速やかに事態を収束させ、中国・ミャンマー国境地帯の正常な秩序を回復するよう求めた。ミャンマー側は中国側に正式な回答をすると表明した。中国側はミャンマー側の正式な通知を待っている。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年5月21日