外交部(外務省)の洪磊報道官が25日の定例記者会見で質問に答えた。
――報道によるとミャンマー軍側は「中国はミャンマーに対して内政不干渉政策をとっているが、地元当局はコーカン同盟軍と関係がある」と述べた。中国側はこれにどう応じるか。現在のミャンマー北部情勢をどう見るか。両国国境は閉鎖したか。
中国側は一貫して他国への内政不干渉原則を遂行し、ミャンマーの主権と領土の一体性を尊重しており、いかなる組織または個人が中国の領土を利用して中国とミャンマーの関係および国境地帯の安定を破壊する活動を行うことも認めていない。今回ミャンマー北部で局地的衝突が発生して以来、中国側は終始この原則に従い、ミャンマー側と緊密な意思疎通を保っており、ミャンマー側もこれを十分に評価している。
自らの安全上の考慮から中国領内に入った国境地帯のミャンマー住民に対して、中国側は人道主義精神に基づき、すでに必要な助力をし、適切な庇護を図ってきたが、引き続きそうする。中国側はすでにミャンマー側に国境管理の強化を提案した。現在の国境地帯の情勢にかんがみて、中国側の関係当局と地方政府は国境管理強化措置を講じたが、国境を閉鎖してはいない。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年2月26日