また都島氏は、「日本の観衆は自分の映画鑑賞の習慣を持っており、日本の俳優に親しみを感じている。ハリウッド映画のストーリー展開のリズムは日本映画に非常に大きな影響を与えているが、日本映画はハリウッド映画を学んで早いテンポの日本映画を撮ると同時に、日本伝統の家族映画の系譜も引き継がれ、同様に観客に受け入れられている」と指摘した。
日本の若者はシリアスな社会問題を題材にした映画を今でも好んでいるのかと聞かれると、都島氏は、「いかに若者にシリアスな社会問題を題材にした映画を好きにさせるかよりも、観客はやはり日常生活に即した、心を打つ映画が好きだと言ったほうがいいでしょう。日本でヒットするのは、感動的な泣ける映画です」と語った。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年5月11日