4月24日24時に、中国でガソリン価格が再び調整される。国際原油価格の上昇に伴い、中国のガソリン価格は3連続上昇・3連続低下を経て、再び値上げされることになった。新京報が伝えた。
中国大口商品ECサイト・金銀島は、21日の時点で、石油製品価格の基準となる国際原油価格は58.15ドルで、変動率は7.22%に達すると推算した。ガソリンの値上げ幅は1トン当たり210元、ディーゼルオイルは230元(1元は約19.2円)。
ビジネス情報サイト・中宇資訊の馬燕アナリストは取材に対して、「先週のOPECによる減産、米石油週間在庫の伸び悩みなどの影響により、国際原油価格が6連続で上昇した」と述べた。同社のデータによると、現在の原油スポット価格に基づき推算すると、4月24日24時に実施される今年4回目の値上げで、1トン当たりの値上げ幅は約255元となる見通しだ。ガソリン換算で1リットル当たり0.18元、ディーゼルオイル換算で0.22元の値上げとなる。
石油化学系情報サイト・卓創資訊の張斌アナリストも、「原油価格が現在の水準を維持すれば、今年4回目の値上げ幅は1トン当たり270元となり、90号ガソリン換算で1リットル当たり0.19元、0号ディーゼルオイル換算で0.23元の値上げになる」と予想した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年4月24日