群馬県で生産される「上州和牛」は「和牛」の代表的ブランドの一つで、その品質で日本全国の牛肉品評会で5位を受賞している。群馬県富岡市のある「常磐荘」という日本式しゃぶしゃぶ店では高級な上州和牛を中心に扱い、現地で有名だ。
常磐荘は元々は現地住民の庭園で、1938年に建造され、3年かけて完成した。同庭園は高級な材料を使い、古典的な工法で、2008年には伝統的な日本式建築物として日本の有形文化遺産に登録されている。常磐荘は後にレストランに改装された。
常磐荘のしゃぶしゃぶ料理は工夫が凝らされ、高級上州和牛と現地の名産物であるこんにゃくやネギ、しいたけなどを使っている。常磐荘のオーナー、島崎節子さんによると、上州和牛は脂身が多く、油っぽく見えるが、実際の口あたりはさっぱりしている。お客はこの美しい日本庭園で高級な料理を楽しめるだけでなく、伝統的な音楽の演奏も楽しめることで常磐荘は現地で高い人気を誇っている。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年4月7日
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