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ドイツ機墜落、「最後の8分間」の全容明らかに (2)

人民網日本語版 2015年03月30日14:46

まもなく、大きな音が聞こえてきた。その後8分間、機長は「ドアを開けろ」と絶叫し続け、必死で操縦室に入ろうと試みた。

メディア報道によると、録音には、「斧で操縦室のドアを叩く音」や、乗客の叫び声が入っていた。墜落直前の機長の最後の叫びは、「このドアを開けろ!」だったが、操縦室内のルビッツ副操縦士はずっと無言のままで、呼吸音だけが聞こえ、機体は山に激突した。

調査担当者は、ルビッツ副操縦士が自ら操縦かんを握り、アルプスの山中に墜落させようとした動機を解明するための手がかりを探した。関係者によると、ルビッツ副操縦士は、休暇のたびにアルプスの現場上空をグライダーで飛んでおり、周辺の土地勘があったという。

仏メディアは、ルビッツ副操縦士は、9歳のころから、休暇になると家族で現地に赴き、グライダークラブに参加していたと報じた。このクラブは、墜落現場に近いルベルネ村からわずか69キロしか離れていない。

ルビッツ副操縦士の元交際相手の女性は、「もし彼がわざと旅客機を墜落させたとすれば、それは、自分の健康問題が原因だと思う。健康上の理由で、ルフトハンザ航空の長距離便の機長として仕事をするという夢がほぼ絶望的になったからではないか」と語った。(編集KM)

「人民日報日本語版」2015年3月30日


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