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中国のアンチウイルスソフト、世界一の称号を獲得

人民網日本語版 2015年03月26日14:18

ドイツのセキュリティソフト第三者評価機関AV-TESTは25日、Windows対応のアンチウイルスソフトの最新ランキングを発表した。中国のセキュリティソフト大手・奇虎360が独自に開発した人工知能ウイルス検索ソフト「QVM」が、18点の満点で首位になった。アジアのパソコン用アンチウイルスソフトが、国際的な機関から満点の評価を得るのはこれが初となる。中国新聞網が伝えた。

QVMは奇虎360が独自の知的財産権を持つ第3世代ウイルス検索ソフトで、人工知能アルゴリズムやサポートベクターマシンなどのコア技術を搭載している。同ソフトは「自主学習・自主進化」の能力を持ち、データベースを頻繁にアップグレードする必要はない。

同社が2010年末にQVMをリリースすると、セキュリティ技術界を騒然とさせた。同社のQVM人工知能は、パソコンに人類の学習能力を付与することで、ウイルスの変化の法則を自主的に発見・学習させることを目指している。この構想が実現すれば、セキュリティ業界全体に大きな変革がもたらされる。しかしこの構想は、多くの人に「奇想天外」とされた。

QVMは4年以上の自主学習・進化と改善により、ついに世界一の称号を獲得し、防御力・パフォーマンス・ユーザビリティで満点を記録し、「最も賢いアンチウイルスソフト」になった。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年3月26日

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