2015年6月3日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

中国家庭調査 「妻の方が夫より家のお金を多く使う」6割

「子供の教育方針、妻が主導権を握る」7割超

人民網日本語版 2015年03月09日15:36

このほど発表された調査結果から、妻の収入が世帯収入全体の半分に至らない家庭が依然多かったが、中国経済のけん引役を果たしているのは男性より女性で、「妻の方が夫より家のお金を多く使う」家庭が全体の6割を占めることが判明した。北京晨報が伝えた。

●収入の割合:「夫の収入の方が妻より多い」7割

求人サイト「前程無憂」はこのほど、「誰が中国経済により大きく貢献しているか?」と題するオンライン・アンケート調査を実施した。1248人の就業者がこの調査に参与、うち男性は42.4%を占めた。第6回国勢調査によると、中国における女性の就業率は61%、職場において女性が占める割合は44.7%に達した。都市においては、第三次産業(サービス業)が急速に成長、多くの発達した都市ではすでに第二次産業を上回るまでになった。そのような状況のもと、女性は、小売、保健、医療・看護、顧客サービスなど様々な業界に入り込み、多勢を占めるに至った。だが、「夫の収入の方が妻より多い」家庭が7割を占めることが判明した。「夫と妻の収入はほぼ同じ」と答えた人は9.7%にとどまった。女性の仕事がフロントヤード分野に集中していることから、就業率が拡大したといっても、女性の収入の平均上昇率は、決して男性を上回っていないのが現状だ。

●「財布の紐は妻が握っている」6割

沢山稼ぐ人が、必ずしも沢山使うとは限らない。調査によると、「妻の方が夫より家のお金を多く使っている」家庭は60.8%に達した。また、「財布の紐は妻が握っている」家庭は59.5%、さらには、「マイホーム購入」や「投資」など、重大な消費についても「妻が主導権を握っている」家庭は29.3%を占めた。中国で電子商取引が爆発的に普及したのも、女性の消費力によるものといえよう。電子商取引は、女性の消費力を最大限に刺激し、エンドユーザーと直接向き合う多くの業界では、女性客を主要ターゲットとみなして発展目標に据え、マーケティング戦略を立てた。「女性経済」は、今や、数多くのサービス型企業にとって主要な収入・利益源となっている。


【1】【2】

関連記事

コメント

最新コメント