●キャリアウーマンも、家庭を支えている
夫の所得が家計を支えるための主な大黒柱だとした場合、家庭の財産の安定性・成長度に対する妻の影響力は、より大きなものになってくる。実のところ、キャリアウーマンは、経済的な面で、より重要な役割を果たすようになったものの、妻が家庭で担う責任は軽くなった訳ではない。統計データによると、「子供の教育方針については、妻が主導権を握っている」家庭は71.3%に達し、「妻の方が、夫より家事負担が大きい」家庭は62.1%だった。「各自が自分の両親の面倒を見ている」とした人は半数を超えたが、「両親の面倒を見るのは、夫より妻が中心」と答えた人は40.7%を占めた。
人材資源の専門家である馮麗娟氏は、「女性が社会で能力を発揮できるチャンスが増え、女性の役割や地位は高まり、女性が関心を持つべき分野は拡大し続けているが、このような状況によって、女性は、かつてないほどの大きいな圧力に直面している。目まぐるしく変わる様々な役割を担い、各段階での発展リズムに乗り遅れまいと頑張る女性は、公平な発展チャンス、周囲からの思いやりや気遣いを必要としている」とコメントした。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年3月9日